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有りの侭

大学院で研究する意味って?

このテーマは敏感に考えてきた。

 

まだ明確には、大学院で研究する意味ってわからない。

でも、自分なりに一生懸命考えそれなりに理解している部分もあるのでそれについて今回は述べようと思う。

 

まず前提として研究には3つに分類されると思う。

■0→1の研究

これはiPS細胞を発見しましたとか、がん予防になる細胞を発見しましたとか所謂「発見」と呼ばれる研究。東大より京大の方が強く、基礎研究の大半がこれに値すると思う。成果が出るまで長い年月がかかる研究が多い。

 

■100→101の研究

この分野は機械、電気、通信に多い気がする。そして8割くらいの研究はこのカテゴリーに所属するのではないだろうか。液晶テレビの研究で例えるならば、既に十分高品質で見れるのに更に研究を重ねてより明確に見えるようにする感覚に似ている。別にこの研究がされなくても世界が劇的に変わることはないだろう。ただ日進月歩が求められる昨今の世の中では、なくてはならないのかもしれない

 

■応用研究

1→100とはちょっと違う。応用研究。これは何か基礎研究があってその仕組み・システムを利用して新たな何かに活かす研究。既存のアイデアとアイデアの融合によって、新たなストーリーを描いてその実現の為に心血を注ぐ。それが応用研究な気がする。1から100にスケールさせるというよりは、既にある技術を組み合わせて社会にとって役に立つ新しい利用方法を考えるという研究だ。

 

これが最終的に目指すのは研究を企業に売るか、そのまま事業事起業することだろうか。因みに、京大発ベンチャーの数が84なのに対して東大発ベンチャーの数はその約2倍の196である。東大が応用研究に強いのがわかるし東大がこれら技術に対して投資金額を増やしている事実も時代を後押ししている。

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大学発ベンチャーの企業数

http://itnp.net/article/2015/05/03/1245.html

 

 

 

 いま在籍している研究室は完全に3番目の応用研究に当てはまる研究室にいる。

その中でも社会にとって本当の価値のある研究とは何なのか?が明確になってない研究が多く存在してて、そこを明確にしないといけないないと思っている。

前期死ぬほど考えてた案が実は最近ポシャった

 

「空気砲を用いた新ARエンタメシステムの提案」

 

これが俺が考えてた案だった。

従来ARは触覚フィードバックを伴わないことが多い。それ故に、どうやって触覚フィードバックを与えようか様々な方面から研究がなされていたのである。主に、振動デバイス、電気刺激、糸、アクチュエータとかが多かった。

 

そこで俺は空気砲を用いてそこに画像認識をして仮想物体を表示すれば良いんじゃないか?と思い付いた。我ながら天才だ。

 

ミーティングでは俺のアイデアの絶賛の嵐。挙げ句の果てにはアイデアだけで特許が取れるかどうか問い合わせてみるまでいった。

 

まあ前期は空気砲を作成と画像認識の勉強をしたんだけど、結局NTTデータが似たようなシステムかつもっと商用のバッティングシステムみたいなのを開発してしまって2017年度に商業販売をしやがるらしい。そうして俺の研究は幕を閉じてしまった。

 

ってことでいま研究テーマをまた考案中です笑

軽く実験しながら、色々ワクワクするものを考えております

 

今日新しい4案をドクターの人と先生に持っていったんだけどまだコレに決定まではいかないかな〜。

異様な興奮と途轍もない焦燥感に駆られながらも、11/25のCNLミーティングと12/9の成果輪講に向けて色々やらねばという感じなのでした!

頑張るでー